サラリーマン向け|医療費控除はいくら戻る?対象・計算方法を税理士がわかりやすく解説【2026年版】


医療費控除は、1年間の医療費が10万円(または所得の5%)を超えた場合に、所得税が軽減される制度です。

ポイント

  • 対象:本人+生計を一にする家族
  • 基準:10万円 or 所得の5%
  • 上限:200万円

医療費控除とは

医療費控除とは、1年間に支払った医療費が一定額を超えた場合に、その超えた部分を所得から差し引くことができる制度です(所得税法第73条)。


対象となる人・条件

目次

対象者

  • 納税者本人
  • 生計を一にする配偶者
  • 生計を一にする親族

条件

  • 年間医療費が10万円を超える
     ※または「所得の5%」を超える場合

計算方法

医療費控除額は次の式で計算します。

医療費控除額 = 支払医療費 − 保険金等 − 10万円
(※上限200万円)


具体例(いくら戻る?)

  • 医療費:30万円
  • 保険金補填:5万円

👉 控除額:25万円 − 10万円 = 15万円

例えば所得税率10%の場合
👉 約1.5万円の節税効果

※住民税も別途軽減されます


医療費控除の対象になるもの

  • 病院・歯科の治療費
  • 処方薬の購入費
  • 通院の交通費(電車・バス)
  • 出産費用

対象にならないもの

  • 美容整形費用
  • 健康診断のみ(異常なし)
  • 自家用車のガソリン代
  • 予防目的のサプリメント

よくある間違い

  • 家族分を合算していない
  • 交通費を計上していない
  • 保険金を差し引いていない
  • 美容目的の費用を含めている

税理士コメント(実務ポイント)

医療費控除は「家族分の合算」が重要です。
個人ごとに判断すると対象外でも、世帯単位で集計すると適用できるケースが多いです。

また、領収書の整理が不十分だと申告漏れが発生しやすいため、日頃からまとめて管理することが重要です。


■ まとめ

  • 医療費控除は10万円超で適用
  • 家族分を合算できる
  • 最大200万円まで控除可能
  • 申告で税金が戻る制度
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