西宮支部の役員の先生から「一度支部に出てこないか」とお誘いを受け、支部に顔を出すようになりました。すると、税務署から顧客の紹介を受けるようになり、少しずつ仕事を引き受けるようになっていきました。
とはいえ、当時はまだ毎日やることがないほど時間がありました。毎日近所でシーバス釣りをして過ごしていたほどです。また、体調管理のために極真空手を習い始め、5年ほど通いました。
ホームページという新しい挑戦
暇を持て余していたこともあり、PCの組み立てやホームページ制作を独学で始めました。当時は市役所などの公的機関ですらサイトを持っていない時代。インターネットが普及し始めた黎明期でした。
試しに事務所のサイトを立ち上げてみると、すぐに顧客から問い合わせが入るようになりました。この手応えは確かなものでした。
そしてこのころ、税理士試験を終えた今の山本先生が、うちの事務所にやってきたのです。
最後のバスに飛び乗る
ホームページという新しいツール。そして、志を共にできるスタッフの加入。
これが、事務所の方向性を決める最後のチャンスだと直感しました。迷っている暇はありませんでした。
私は、その最後のバスに飛び乗ったのです。